2009年8月3日月曜日

ボストンとケープコッド旅行11(ナンタケット島2)

お土産屋さんの後はメインストリートをブラブラお店周りをしました。
目にしたのはアンティークショップ。 これは全て古いドアストップです。欲しそうなものもあったのですが、此方も目が一桁違っています。
小さくて安い物でも$300ぐらい~でした。

ブラブラした後はフェリー乗り場近くのWhiling Musseumへ。 
ナンタケット島は昔捕鯨が盛んだったので、それに因んだ展示となっています。
入場料が$15だったので、初めは主人と行くかどうか迷ったのですが、行って良かったと思いましたというより、是非島に行ったら行って下さいね。 まずは昔の実話を語ってくれる方の話はとても迫力満点で興味深かったです。
スクリムショー(↓で説明)のコレクションも素晴らしい作品が沢山ありました。

この博物館にもナンタケットバスケットがおいてありました。
値段は$85~95とお安いんです。  どうしよう、これを買おうかどうか。 まず上の飾りの部分が印刷なんです。多分プラスチックの上に。又、何処か少し安っぽいような気がします。 こだわらなければこのバスケットでも、、、と思いましたが買わずに博物館を後に。

ウェール博物館の後に、ナンタケットバスケット博物館で教えて貰ったスクリムショーのアーティストの”Charles Manghis”さんの所へ行ってきました。
私達が行くと玄関ポーチの所で携帯でお話中。でも、私はこの人がアーティストだって直ぐ分かりました。だって虫眼鏡みたいなのを頭に付けていましたから、、、   アーティストの方ですか?とお尋ねし、作る所を見せて貰えるか聞くと快く仕事場に向かってくれました。
スクリムショーは象牙の所にナイフの様なもので絵を書き込んでいくものです。 見ていると本当に細かい作業。私の一番の疑問はどうやって色を付けてるのかでした。 彫っては色を入れ込んで行く作業、うまくいえないのですが、線を沢山入れ絵の具を重ねれば濃い色となり陰を出していくという感じでした。 「絵の具はオイルペイントって?」て尋ねると「そうだよ」と、、、 「この色付けがどうやってやるのか疑問だった」と言うと「Now you know how」と話もどんどんすすんでいきました。
この方はScrimshaw だけでなくCarver(彫刻師)でもありました。
ここでも、日本人と思われたらしく、八代先生の出てらっしゃる日本の雑誌を見せてくれて、「彼女のバスケットの象牙細工も作ったよ」とおっしゃっていた様に思います(何せ英語なもので、、、) そして、八代先生のサイトをメモして帰り、ボストンに戻ってからお店/スタジオへ行く事になるのです。
彼にクラスとかをされているのですか?と尋ねると、「いいえ、でも自分の子供には少しづつ教えているんだ」との事でした。

私が行った時に彫られていたのは、ナンタケット島にふさわしい灯台でした。 「彫っているのは象牙で出来ているピアノの鍵盤だよ」と言われ、それを使ったしおりでした。 ナンタケットバスケットが彫られたものもあり、1つ$15でした。
色々教えて頂き、お礼に(失礼ですが)1つ買わせて頂こうかと思いましたが、今回の旅行は「お土産を買わない旅行」と決めて出かけたので買うのを辞めておきました。 心が痛みました、チャールズさんごめんなさい。
Posted by Picasa

2 件のコメント:

Natsuty さんのコメント...

象牙の鍵盤にも細工を??
物凄く高価なピアノですねえ。

今回はお土産を買わないたびだったんですね…。
この方の細工見てみたかったよー。

クラフト大好き人(スタンピンアップデモンストレーター) さんのコメント...

ブログの書き方悪かったかも。
古いピアノの象牙の鍵盤だけをリサイクルして、そこに絵を彫ってしおりにしてる感じ。

我が家の状態を見ると怖くて物を買えない~。