「冬ソナ」ロケ地を見終わる頃には夕方になり、「お腹が空いてきたけれどどうする?」なんて会話をしながら地下鉄の駅に向かっていると、「キムチ作り体験教室 要予約」と書いてあるのを見つけました。
空港からホテルに向かうバスの中でガイドさんが盛んにオプショナルツアーを薦めていたのに、私達は何もサインアップせず、今回は自由気ままな旅にしようと思って居ましたが、キムチ作り体験はしてみたいと思っていたのでとちょっと後悔していたところでした。
その時、木で出来た大きな立派なドアが開いて中から人が出てきました。 「予約していないけれど、、、」とちょっと話し始めたら、今日は暇だからどうぞということで体験出来ることになりました。
キムチ作りの用意をしている間にお茶とお菓子を頂き、キムチを作りその後はチジミを頂き(写真はチヂミを待っているところ)、費用は3000円ぐらいでした。 体験も出来、夕食もかねてしまいました。
キムチはまず、大根を機械で細く摩り下ろす所から。 いつも料理をしていない私にはかなり疲れました。 写真にのっている韓国大根1つ摩り下ろし。
中に入れるのは今回は8種類。 全てがスプーン1杯で、唐辛子の粉のみ3杯と教わりました。 スプーンが刺さっているのが「のり」と言うことで、これが入るのと入らないのは随分違うとか。
韓国のおばさんは日本語がペラペラ、そしてやはり立膝で説明してくれました。
この頃の若い韓国の女性はキムチは作らなくなってしまって、結婚した息子が可愛そうだから私達が作ってあげるのよと何処の国でも同じような事が起こっているのですね。 私達だって沢庵や白菜をつける人は少なくなりましたよね。
行ったら直ぐに赤いエプロンを渡されて これは洋服が汚れるのかなと思いましたが大丈夫でした。手もクリアの手袋を使ったので匂いもつきませんでした。
写真は大根と醤油やあみ、唐辛子を一生懸命にもんでいる所です。唐辛子がとても辛そうだったので2杯半ぐらいでやめておいたら、味見をされて唐辛子が少ないわねと言われ、足されてしまいました。
この後、白菜の葉の間にこれをすり込み入れていけば終わりです。この時すり込みがあまく、「こうやるのよ」と厳しく指導されちょっと怖かった。
白菜は塩を揉み洗い、1夜置き乾燥さすそうです。材料は全て揃えて貰っているので簡単でした。
出来上がりは真空パックにしてくれて、1週間~10日で食べられるとの事。日本に帰り10日後に食べてみたら、ぜ~んぜん辛くなくマイルドでとても美味しいキムチでした。 日本で封を開けてしまいアメリカに持ってくることが出来ずとっても残念でした。[